風 景

福 井


 立石岬灯台


   訪問日


 2015年 6月


詳 細


 福井県 福井市 立石岬の突端、内陸側に250m入った標高115m付近にある灯台です。
 敦賀市は日本海側の主要港湾の一つで、古くより港町として栄えてきました。その敦賀湾の入り口にあたる場所に建っています。
 市章のデザインにも採用される様に近代化文明を支えた功績は大きく、敦賀市のシンボル的な建造物のひとつとなっています。
 保存灯台 Cランクとなっています。

 1881年(明治14年)初点灯、当時は第4等フレネルレンズの石油灯でした。
 全国の主要灯台のうち36番目、日本海側では角島灯台に次いで2番目の灯台でした。
 また、西洋式灯台としては日本人のみで設計・建設された最初の灯台でもあります。材料は現地産の花崗岩を使用しています。
 建設当初の名称は現在と同じ「立石岬灯台」でしたが、1904年に「立石埼灯台」に改称され、その後2002年に再び「立石岬灯台」に
 戻されました。
 1914年に石油灯からガス灯に変更され、さらに1938年に電化されました。1960年にフレネルレンズからLB−40型灯器に交換となり
 翌1961年に自動化され無人となりました。現在はLB-M30型灯器になっています。

 構造は白色 石造、高さ7.95m、灯火標高122m、単閃白光 毎10秒に1閃光、光度は26万カンデラで光達距離は
 22海里 約40.1kmとなっています。

 原発銀座と呼ばれる若狭地方だけあって、敦賀半島だけで3つの原発が建てられています。
 立石岬灯台のすぐ横に敦賀原発、山を挟んで高速増殖炉もんじゅと美浜原発があります。


行き方


 敦賀市内から県道33号線を西へ行きます。気比の松原を過ぎた辺りから敦賀半島になりますので、道なりに北へ進みます。
 途中で県道33号線は西に逸れますが、そのまま直進(県道141号線)し終点が立石漁港となります。
 駐車場は漁港の広くなった部分です。






全景。
日本人だけで造られた記念すべき洋式灯台です。












高い所に建てられているので、灯台自体は小さいです。




灯台以外の建物は取り壊されている為、空き地が広がっています。








灯室部分。




LB-M30型灯器。
フレネルレンズからこのタイプに変更すると、灯室との大きさのバランスが崩れます。
保守や省エネを考えると、メタルハライドやLEDが主流になるのは仕方ありませんが・・・。




日本人の設計なだけあって、風見鶏鳥の方角が日本語です。




灯台入り口。
残念ながら内部には入れません。




扉を止めておく金物?
年季の入った色になっています。




日時計と。




ここからは立石漁港から灯台までの経路です。
県道141号線の終端部になりますが、よそ見しているとかなり危険な終点です。
さっそく坂を下りたところで片方封鎖しています。




灯台まで500m。
このまま車で直進できると見せかけて・・・。




急に2車線の道路が終わります。
灯台へは左の細い道へ。
車は右の広くなった所に駐車します。




民家の前を通って行きます。
クマが出るようです。




段々道が狭くなっていき、最終的にはあぜ道になります。




海岸べたを歩きます。








しばらく進むと(ちょうど中間あたり)山へ登る道に出ます。
直進はできません。




階段が整備されていた様ですが、水にだいぶ流されています。
灯台まで一気に登る為、かなりしんどいです。




足元の悪さに苦労しながら登っていくと灯台が見えてきます。




燈臺(とうだい)局の境界柱。
旧字体が歴史を感じさせます。




灯台入り口。




周囲には灯台しかありません。




灯台へは登り口から一気に117m上がって来ないといけません。






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